辛金(しんきん)
辛、阴金
定義
辛金は十天干の第八位で、陰の金に属し、宝石や装飾品、精巧な金属を象徴します。辛金は「清潤霊秀、儀容を重んじ修飾を好む、性は柔にして精、潔を喜び美を尚ぶ」を主り、宝石のように輝きを放ちます。これは気質の傾向であって道徳的な欠陥ではなく、典籍は「虚栄」「矯情」といった貶義の定性を用いず、ただ客観的に「土の重なるを畏れ、水の盈つるを楽しむ」といった性情を述べるのみです。
探し方
辛金は天干の第八位であり、四柱推命の盤では日柱の天干または他の柱の天干から直接読み取ります。辛金日主とは、生まれた日の天干が「辛」である人を指します。
属性
element金
yinYang陰
season秋
direction西
color銀色
命盤の意味
年柱:辛金が年柱にある場合、先祖に金融業や芸術関係の人がいる可能性があり、幼少期から外見を重んじる傾向があります
月柱:辛金が月柱にある場合、仕事において審美眼に優れており、金融・デザインなどの業界に向いています
日柱:辛金日主は、洗練されて優雅な人物ですが、配偶者からは過度に細かいと感じられることがあります
時柱:辛金が時柱にある場合、子供は聡明で品位があり、晩年は生活の質が高い傾向があります
関連の組み合わせ
辛丙合
辛金と丙火が合する関係。諸典籍ともに「威制の合」と称しますが、水に化すには辰酉丑が全うするか申子辰の会局が必要で、そうでなければ合絆に過ぎず、五行の転化や性情の本質的変化は起こりません
辛金逢壬
壬水が辛金を洗う関係で、まるで水が宝石を洗い清めるように、辛金も洗われてこそ光沢を増します
辛金逢丁
丁火が辛金を剋する関係。身の強弱を合わせて判断する必要があります。身旺であれば丁は正官・七殺として用いますが、身弱の場合は丁は克害となり災咎を招きます。「炉火が珠を鍛え、適度であれば輝きを増す」と泛称することはできません
実例解説
辛酉日生まれで、日主の辛金が酉金の上に坐すため、金が旺盛で身が強い状態です。その人は洗練されており、品位があります。