丙火(へいかり)
丙、阳火
定義
丙火は十天干の第三位で、陽の火に属し、太陽の火や光明を象徴します。丙火は威厳・礼徳・顕達を主り、性は剛健で明るく、太陽が万物を照らすようです。旺じれば威儀を現し、衰えれば暴急になりやすく、調候用神によってその性情を論ずるべきであり、「情熱的で明るい」と一概に泛論すべきではありません。
探し方
丙火は天干の第三位であり、四柱推命の盤では日柱の天干または他の柱の天干から直接読み取ります。丙火日主とは、生まれた日の天干が丙である人です。
属性
element火
yinYang陽
season夏
direction南
color赤色
命盤の意味
年柱:丙火が年柱にある場合、先祖に軍人や光に関係する職業に就いていた人がいる可能性があり、幼少期は活発で動き回るタイプです。
月柱:丙火が月柱にある場合、仕事において自己表現欲が強く、芸能・マスコミなどの業界に向いています。
日柱:丙火日主は、情熱的で気さくな人物ですが、配偶者からはやや外向的すぎると思われることがあります。
時柱:丙火が時柱にある場合、子供は明るく活発で、晩年は多様な楽しみに満ちた生活を送ります。
関連の組み合わせ
丙辛合
丙火と辛金が合する関係。《三命通会》は「陰陽相吸の合」、《滴天髄》は「反克の機」と称します。水に化すには地支に申子辰の会局または辰酉丑が全うすることが厳格に必要で、そうでなければ合絆に過ぎず、「威制の合」と称することはできません。
丙火逢壬
壬水は丙火の第一用神であり、《淵海子平》は「日照江湖」、《滴天髄》は「光輝万丈」と称し、智謀の顕達を主ります。壬水が忌神となるかは月令と地支の配合によるもので、決して一概に「阻害」とは言えません。
丙火生午
丙火は午に帝旺するものであり、午は羊刃であって禄位ではありません(丙の禄は巳)。羊刃は剛猛な両刃性を持ち、制伏または泄秀があって初めて貴となります。「光芒万丈・事業輝かしい」と短絡的に称することはできません。
実例解説
丙寅日生まれの場合、日主の丙火が寅木に坐し、木が火を生じるため、丙火に源流があり、情熱的で創造性に富む人物です。