巳の火
巳、蛇
定義
巳は十二地支の第六位で、陰の火に属し、干支の生肖は蛇、時刻は巳の時(午前9時~11時)です。巳は火の生地であり、進気の火(《滴天髄》は「巳火は陽中の陰、その気未だ方長」と云い、《淵海子平》は「火は巳に生ず」と云います)で、内に丙火・戊土・庚金を蔵し、性質は温かく内向的で、知恵・策略・変化の力を象徴します。巳の火は蛇のイメージを持ち、策略に長け、表に出さない傾向があります。
探し方
巳の火は四柱推命の盤面において、四柱の地支から読み取ります。年支が巳であれば生まれ年は蛇年、日支が巳であれば配偶宮は巳の火となります。巳の火は巳月(旧暦4月)に旺気を迎え、最も勢いが強くなります。
属性
element火
yinYang陰
zodiac蛇
season夏
time午前9時~11時
命盤の意味
年柱:巳の火が年支にある場合、先祖に策略に長けた人物がいる可能性があり、幼少期から物事をよく考える傾向があります。
月柱:巳の火が月支にある場合、仕事において策略的で、企画・コンサルティングなどの業界に向いています。
日柱:巳の火が日支にある場合、配偶者は聡明で策略に長けていますが、やや思慮深く、心の内を表に出さない傾向があります。
時柱:巳の火が時支にある場合、子供は賢く策略的で、晩年には計画的に行動する傾向があります。
関連の組み合わせ
巳申合水
巳申は六合。水に化すには壬癸が透干して引化してはじめて水局となり、そうでなければ刑合として反覆変動を主ります(《子平真詮》明示)。引化条件を示さなければ誤判を招きやすいです。
巳亥沖
巳と亥が互いに沖する関係で、水と火が激突し、感情面での波乱や心臓・血管系の健康に注意が必要です。
巳酉丑三合金局
巳酉丑三合金局は、酉丑が全うし、丙丁火の透干がなく、戊己土の厚埋がない場合にのみ真金局となり、そうでなければかえって格局を損ないます(《子平真詮》)。絶対化して述べることはできません。
実例解説
癸巳日生まれの場合、日支の巳の火は正財を表し、配偶者は家計管理に優れ、性格は内向的です。