傷官
伤、剥官
定義
傷官は日主が生じる十神の一つで、日主の五行を生じる五行であり、かつ陰陽が異なるものであり、才気あふれつつも反骨精神を持つことを象徴する。傷官には正官を傷つける意味があり、命式に傷官を帯びる者は極めて聡明で才華に秀でているが、しばしば才を頼んで傲慢になり、規則や常識を守らない傾向があり、上司や権威者との対立が生じやすい。
探し方
日主の天干を基準として、日主が生じる五行のうち、陰陽が異なる天干を調べる。例えば、甲木の日主に対して丁火が現れれば傷官であり、丙火の日主に対して己土が現れれば傷官となる。
属性
element日主が生じる五行
yinYang日主と陰陽が異なる
category洩秀星
命盤の意味
年柱:幼少期から反抗心が強く、長輩や教師との衝突が頻発するが、早くから才覚が開花する
月柱:中年期の仕事において革新性・独創性が発揮され、技術・芸術・フリーランスなどの職業に向くが、口論や人間関係のトラブルに注意が必要
日柱:配偶者は聡明だが個性が強く、婚姻生活では意見の対立が起きやすい。女性の命式で傷官が旺盛な場合は夫婦関係に留意が必要
時柱:晩年になっても創造力が衰えず、子供は個性的だが、親子関係がやや疎遠になる可能性がある
関連の組み合わせ
傷官配印
正印が傷官を制御し、才気を適切に統御して過剰にならない状態。貴格とされ、文才に優れ、教養と品性を兼ね備える
傷官見官
傷官が正官を克する組み合わせで、災厄・口論・訴訟・官非などさまざまな問題を引き起こす。大運による緩和が必要
傷官生財
傷官が偏財を生じる組み合わせで、知性と才覚を活かして収入を得る。営業・起業・クリエイティブ系の職業に向く
実例解説
甲木の日主で、月柱が丁巳の場合、月干の丁火が傷官となり、中年期に才覚が際立つ一方、上司との対立が生じやすいことを示す。