傷官は日主が生じる十神の一つで、日主と五行は同じだが陰陽が異なるものであり、才気あふれつつも反骨精神を持つことを象徴する。傷官には正官を傷つける意味があり、命式に傷官を帯びる者は極めて聡明で才華に秀でているが、しばしば才を頼んで傲慢になり、規則や常識を守らない傾向があり、上司や権威者との対立が生じやすい。
日主の天干を基準として、日主が生じる五行のうち、陰陽が異なる天干を調べる。例えば、甲木の日主に対して丁火が現れれば傷官であり、丙火の日主に対して己土が現れれば傷官となる。
甲木の日主で、月柱が丁巳の場合、月干の丁火が傷官となり、中年期に才覚が際立つ一方、上司との対立が生じやすいことを示す。