偏印
枭、枭神、倒食
定義
偏印は、日主を生じる十神のうち、陰陽が同じものを指し、偏門の学問、継母、孤独を象徴します。偏印はまた「梟神」とも呼ばれ、命式に偏印を帯びる者は思考が独特で、偏門の学問を深く研究する傾向がありますが、同時に疑い深く孤独になりやすく、気分が変わりやすいという特徴もあります。特に偏印が食神を克する場合(梟神奪食)は、災厄を招くとされます。
探し方
日主の天干を基準として、日主を生じる五行かつ陰陽が同じ天干を探します。例えば、甲木日主の場合、壬水が偏印となり、丙火日主の場合、甲木が偏印となります。
属性
element日主を生じる五行
yinYang日主と同じ陰陽
category生助星
命盤の意味
年柱:幼少期に母親との縁が薄い、あるいは継母がいる可能性があり、性格は内向的で感受性が強い
月柱:中年期の仕事には研究・宗教・玄学などの偏門分野が適しており、思考が独特
日柱:配偶者の性格が奇抜で、婚姻生活におけるコミュニケーションが円滑でなく、誤解が生じやすい
時柱:晩年は孤独になりやすく、子供との関係も疎遠になるが、精神世界は豊か
関連の組み合わせ
梟神奪食
偏印が食神を克し、人の福禄を奪う現象で、病気・失職・金銭的損失などを引き起こすとされ、命理学上の大凶の組み合わせ
偏印配偏財
偏財が偏印を制することで、偏印の凶性を和らげ、偏門の技芸によって富を築くことを示す
殺印相生
七殺が偏印を生じ、偏印が日主を生じる構造で、殺を権力に転化させ、武官としての出世や異例の功名を得ることを意味する
実例解説
甲木日主で、月柱が壬申の場合、月干の壬水が偏印となり、中年期に研究や玄学の道が適していることを示します。