卯の木
卯、兔
定義
卯は十二地支の第4位で、陰の木に属し、干支ではウサギ(兎)にあたり、時刻は卯時(05:00~07:00)です。卯木は仲春の木であり、その中に乙木を蔵しており、性質は柔らかく美しく、繁茂するもので、温和さ・文雅さ・芸術的才能を象徴します。卯は桃花四正の一つですが、単現すれば自動的に桃花の象とはならず、日時柱・十神(正財・偏官など)・全局の配合と合わせて人縁・風情を判断する必要があります。《子平真詮》は「単見卯では桃花格を立てず」と明示しています。
探し方
卯木は四柱推命の盤面において、四柱の地支から読み取ります。年支が卯であれば干支はウサギ(兎)であり、日支が卯であれば配偶宮が卯木となります。卯木は卯月(旧暦2月)に旺気(最も勢いが強い時期)を迎えます。
属性
element木
yinYang陰
zodiacウサギ
season春
time05:00~07:00
命盤の意味
年柱:卯木が年支にある場合、先祖に文芸に関わる者がいる可能性があり、幼少期の性格は温和です。
月柱:卯木が月支にある場合、仕事において芸術的才能があり、文化・デザインなどの業界に向いています。
日柱:卯木が日支にある場合、配偶者は優しく文雅で、容姿も整っています。
時柱:卯木が時支にある場合、子供は文雅で才覚があり、晩年は安らかな生活を送ります。
関連の組み合わせ
卯戌合火
卯と戌は六合。火に化すには丙丁が透干し、地支に巳午の火根が必要で、そうでなければ合絆に過ぎず、貴人や婚姻の成就を主ることはありません。《三命通会》は「合して化さず、ただ火気を引動するのみ」、《子平真詮》は「火の透干なきを虚合として斥く」としています。
卯酉沖
卯と酉が互いに衝(しょう)し、金と木が激突する。感情面での波乱や、肝胆の健康に注意が必要です。
亥卯未三合木局
亥・卯・未の三合により木局が成立し、木気が非常に旺盛になります。文才に秀でますが、過度に柔軟になりすぎることには注意が必要です。
実例解説
丁卯日生まれの場合、日支の卯木は偏印にあたり、配偶者は芸術的才能を持ち、性格は温和です。