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己土(きど)

天干
己、阴土

定義

己土は十天干の第六位で、陰の土に属し、畑や肥沃な大地を象徴し、万物を育む力を表します。己土は「静かにして深く、柔にして靭、含弘光大、持重守信」を主り、肥沃な大地が生命を育むように奉仕の精神を持ちます。《滴天髄》は「怯懦にあらず、すなわち含弘光大の象なり」と明言しており、「自卑怯懦」は失令失地の病的な表現であって本性の定義ではありません。

探し方

己土は天干の第六位であり、四柱推命の盤では日柱の天干または他の柱の天干から直接読み取ります。己土日主とは、生まれた日の天干が「己」である人を指します。

属性

element
yinYang
season四季の終わり
direction中央
color褐色

命盤の意味

年柱己土が年柱にある場合、先祖に教育や医療関係の職業に就いていた人がいる可能性があり、幼少期の性格は温和です。
月柱己土が月柱にある場合、仕事において奉仕の精神が強く、教育・医療などの分野に向いています。
日柱己土日主は、謙虚で包容力があり、他人の世話をするのが得意ですが、自分を過度に犠牲にしすぎないよう注意が必要です。
時柱己土が時柱にある場合、子供は温和で孝行深く、晩年には人々から愛され敬われます。

関連の組み合わせ

己甲合

己土と甲木が合する関係で、「中正の合」と呼ばれ、誠実で正直な人物となり、婚姻も安定します。

己土逢丙

丙火が己土を生じる関係で、太陽が畑を照らし、万物が成長するように、貴人からの支援を得やすいことを示します。

己土逢乙

乙木は己土の七殺であり、身旺で丙火の暖局または癸水の潤局の配合があって初めて「殺印相生」や「殺生財」の貴格となります。身弱で制がなければ圧力・労苦・健康被害を主り、「生命力が豊か」と泛論することはできません。

実例解説

己丑日生まれで、日主の己土が丑土に坐するため、土が旺盛で身が強いタイプで、包容力があり、忍耐強い人物です。

関連用語